開咬の治療例
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開咬の歯並び
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歯を噛みしめても前歯が
閉じないと開咬かもしれません。
上下の前歯が咬み合わず、隙間があり前歯で何かを咬みちぎることができない状態です。奥歯の接触している部分だけで力を支えているため、全ての負担が奥歯にかかることになります。咬み合わせに問題があることで、奥歯だけでなく他の歯に関しても歯の寿命が短くなってしまいます。
※一人ひとりお口の状態は違うため、治療例には個人差があります。
開咬について
どんなことが原因？
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舌の位置異常や癖
日常生活の中で、舌の位置が正常な位置より下がっていたり、飲み込むときに舌で上下の歯の間を押してしまうような癖（舌癖）がある場合、開咬に繋がる原因となります。上下の歯が自然と咬み合うのを舌が妨げているため、歯が咬み合いません。また、舌は隙間があるところに入っていきやすいため、開咬の方の多くにみられる癖です。
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日常の悪習慣
指しゃぶりや爪かみ、口呼吸などの悪い習慣が、開咬に繋がる原因の一つとなります。指しゃぶりや爪かみで、上下の前歯の間に指を入れることで咬み合わせの妨げになります。口呼吸の場合、お口が開いて舌の位置が下がることで、舌の位置異常や癖（舌癖）に繋がります。
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扁桃腺・アデノイド肥大
扁桃腺やアデノイドが大きいと、鼻呼吸が難しくなります。そのため、普段からお口が開きやすくなり、口呼吸の方がほとんどです。口呼吸になり、舌の位置が下がることで、舌の位置異常や癖（舌癖）に繋がります。
開咬の治療方法
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子どもの場合
奥歯に付ける固定式の装置を使用して治療を行います。その装置に、柵のようなワイヤーを付けることで、舌が前に出ないようにします。（ワイヤーが邪魔になって舌を前に出すことができません）治療後にこの装置がなくなっても、同じように舌が前に出ないよう、舌の癖を改善するトレーニング（MFT）を行います。使用する装置は、年齢や咬み合わせの状態によって異なりますので、それぞれのお子さまに合わせた装置をご提案いたします。
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大人の場合
基本的には、歯の表側に矯正装置を付けることで治療を行います。その装置に、歯科矯正用アンカースクリューや、舌が前に出ないようなワイヤーを付けた装置を併用した治療を行うことで、開咬を治療していきます。大人の場合も、治療後に装置がなくなっても、舌が前に出ないよう、舌の癖を改善するトレーニング（MFT）を行います。
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共通の治療
舌の癖が開咬の原因となっている場合、その原因が改善されない限り、矯正治療後も元の歯並びに戻ってしまう（後戻り）可能性が非常に高くなってしまいます。舌の癖を改善するトレーニング（MFT）を行うことで、矯正治療後の歯並びを綺麗に保ち、安定させます。
※上記の装置は、完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
未承認医薬品を用いた治療について